前回までにネットワークの設定が完了していますので、今回は開発作業に便利なようにゲストOSとホストOSでフォルダーを共有します。
次にゲストOS<->ホストOSのフォルダーの共有設定をします。この共有を行うことで、ウェブサーバーへのアップロード等の作業を行わなくても済むようになります。
仮想マシンが立ち上がったら、「root」ユーザーでログインしてください。
ここでは、ソフトのアップデート、不足ソフトのインストールを行います。アップデートには少し時間がかかります。
ソフトウェアをアップデートします。 [root@localhost ~]# yum -y update kernel-devel gcc make perl が必要になりますのでインストールします。 [root@localhost ~]# yum -y install kernel-devel gcc make perl 再起動します。 [root@localhost ~]# reboot cdrom をマウントして、VBoxLinuxAdditions.runを実行します。 [root@localhost ~]# mount /dev/cdrom /mnt mount: /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only [root@localhost ~]# cd /mnt [root@localhost mnt]# ls 32Bit 64Bit AUTORUN.INF OS2 TRANS.TBL VBoxLinuxAdditions.run VBoxSolarisAdditions.pkg VBoxWindowsAdditions-amd64.exe VBoxWindowsAdditions-x86.exe VBoxWindowsAdditions.exe autorun.sh cert runasroot.sh [root@localhost mnt]# ./VBoxLinuxAdditions.run VirtualBox Guest Additions: Starting.と表示されればインストールは完了です。 共有されているか確認します。 [root@localhost mnt]# cd /media [root@localhost mnt]# ls sf_WebWork
共有したフォルダー名の前に「sf_」のついたフォルダーがあれば、共有設定は完了です。